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か
建物の隅にある柱と柱の間にある壁の多さをいい、これが少ないと地震の横揺れに抵抗できないおそれがある。
換気計画とは主に換気装置を使用し、住宅内に流れる空気を計画的にコントロールすること、またはその換気法。
換気設備とは、空間の空気を入れ替えるための設備・換気システム。
住宅においては建築基準法によって、原則として全ての建築物での設置が義務付けられている。
給気設備と排気設備から構成される。
住まいの気密性を高める。これは壁や天井、床などにおいて、部材と部材の間に生じる“すき間”をできるだけなくするということを意味します。暖める際も冷やす際も、エネルギーのロスが少なく、省エネ住宅に必要不可欠な要素。
漏気防止性能・気密性を測定す方法法。送風機を用いて建物内外に圧力差を生じさせて、その時の風量から相当隙間面積(C値)を算出する。
鬼門には表と裏があり、北東の方角を表鬼門、南西の方角を裏鬼門といいます。鬼門は、鬼が来るとかいわれて嫌われています。ただし、裏鬼門というのは中国にはなく、日本独自のものと言われています。
鬼門とは、中国の占い道具の式盤では「北東-鬼門・南東-地戸・南西-人門・西北-天門」となっており、やはり南西は裏鬼門とはなっていない。裏鬼門は日本に方位学が入ってきたとき、日本に昔からあった陰陽道の「陰と陽」の考えが合わさって作られたのではないかと考えています。
中国の書「山海経」という本には東北の方角には死者の霊魂の出入り口があると、書かれています。また「宅経」という本には鬼門という言葉がでており「殺気の来る方位として忌む」と書かれています。この「殺気」の正体はというと、昔の中国では北東の方角には「匈奴」という民族がいて中国と対立していました。日本においても北東は「蝦夷」とよばれ、やはり外敵の方角です。
固体状態における物質の表面、または内部で空気中の水蒸気が凝縮する現象のこと。
建物を建てるときに守らなければならない決り。建築基準法。
省エネ住宅において、湿気や湿度の際に用いられる「顕熱」とは、物質の状態を変えずに、そのものの温度を変える働きをし、普通の温度計によって測りうる熱をいう。または「感熱」ともいう。
材木を薄く切って、木目が交差するように何枚も張り合わせた板(ベニヤ板をさすことが多い。)で、特に強度をもたせたもの。
さ
人間の意思・作為が加えられていない状態の材料。
ただし、家を作る際には、長さも切れば、釘を打つこともします。
家をつくる材料として考えてみた場合は、化学物質を使わないで加工したものは、自然素材と考えています。
建物などを建てる土台となる土地。
弊社で多くの改良工事の支持杭工事(鋼管杭工事)とこの辺ですと川口や三郷で多い摩擦杭工事(柱状杭工事)です。
柱状改良工法の特徴
柱状改良の最大のメリットは、改良した地盤(コラム)が建物を支える強度を長年にわたり維持できることです。この強度を実現できるかは、コラム製造にあたって固化材をどう配分するかによって左右されます。養生期間(固定期間)が必要です。
支持杭(鋼管杭)とは
支持層(硬い地盤)まで回転貫入した炭素鋼管杭で、住宅の荷重を支える工法です。軟弱地盤層が厚く、支持層が柱状改良工法では改良不可能な深さにある場合、この工法が用いられます。
摩擦杭(柱状改良)は
セメント系固化材をスラリー状にして、原地盤に注入しながら機械で混合撹拌することにより、原地盤土を柱状固化させ、地盤強化を図る工法です。
鋼管打設工法の特徴
水やセメントを使用しないため、現場がきれいに仕上がります。
鋼管杭は工業製品であるため、品質が一定に保たれます。
セメントを使用する工事と異なり、施工後の養生期間(固化期間)が不要です。
昔から慣れ親しんだ「和」の空間を現代的にすごしやすくした スタイル。木のぬくもり、「和」の感覚を生かし、洗練された「モダン」を融合した粋な空間・デザイン。懐かしさを感じるのに、新しい。
自分の思い通りに設計した家。
自由設計と一口に言っても、本当の自由設計と自由設計もどきがある。
本当の自由設計は間取りやデザインなど完全に自分好みに作ることも可能であるが、もどきだと窓の数や素材に制限があり、100%好みどおりに、設計できるとは限らない。
(耐震診断や耐震改修工事を受けられやすくするために)都道府県や市区町村が、お金を交付したり、貸したりすること)
建物の木材を食べ、その内部に巣をつくる害虫。
建物を強くするために柱と柱の間にななめに取り付ける木材。
潜熱とは空調に関する用語で、固体から液体へ、液体から気体へ(あるいはその逆)物体が変化する際、温度上昇をともなわないで、吸収または放出される熱量。融解熱・蒸発熱・昇華熱などの総称として状態変化の潜熱という。
建物を建てるために整地した土地
相当隙間面積(C値)とは、住宅全体の隙間の総面積を床面積で割った値のことで、気密性能を表す指標のひとつ。
次世代省エネルギー基準では、地域区分に応じた相当隙間面積が定められている。
建物を密閉した状態で送風機にて空気を押し込み、どれくらいの空気が逃げるかを測定する。
た
地震の揺れに対して強くするための補強工事。
地震の揺れに対してどれだけ強いかを計測又は判定すること
地震の揺れに対する建物の強さ
建築物及び構造物が地震に耐えられる設計となっていること。
建具とは、ふすまや障子など屋内に取り付けて開けたり閉めたりするもので、立てつけとは、その開けたり閉めたりする時の具合をいう。
建物の土台。
軽微な木造建築の柱や束を支えるために土台や束の下に設置する丸形をした直径10〜30cm程度の石。
調湿とは、室内の湿度が高い時には吸湿し、湿度が低い時には放湿して、室内の湿度を一定にすること。
束柱の略。床下の短い柱。
建物の柱や土台などを鉄筋コンクリートで造る場合に、コンクリート内に埋め込まれる鉄の心材。
建物の一番下にあり、建物全体を支える部分。
な
建物の室内側に防湿層が無い場合、室内で発生した水蒸気が壁内に侵入した時に発生する。
これにより木材や断熱材等の腐敗・劣化が進み、建物の寿命が短くなる。
主に冬に起こるが、エアコンの普及により夏季にも起こりうる。
日本古来の住宅とは、夏を旨とした通気・通気工法。この施工方法が日本の住宅の理想型です。床下や構造材など建物すべてに新鮮な空気がいきわたり、建物内にスムーズな空気の流れを作りことが大切です。無垢スタイル建築設計は南関東地域の気候に適した住宅を研究してきました。建物自体が季節に応じて省エネルギー性をアシストし、自然エネルギーをたくさん受け入れてより快適に住むことが出来るのが無垢スタイル建築設計の「ナチュラルブレス工法」です。
熱が壁などの固体を通じて、高温側から低温側に向かって熱伝導する事象のこと。固体壁の両側の温度が異なるときの高温側から低温側への熱が通過する現象。
熱損失係数とは、一般的に「Q値」といわれ、住宅の断熱性能を数値的に表したもの。
値が小さいほど断熱性能が高いことを表します。
熱損失係数は、外壁や天井・床などの各部位の熱の逃げる量(熱損失量)を計算し、各部位の熱損失量を合計したものを延床面積で割って計算する。
熱損失とは住宅の屋根、天井、外壁、床、窓などを通して逃げる熱や、換気やすき間風によって失われる熱のこと。
物体の温度を1℃高めるのに要する熱量。固体や液体では物質によってほぼ一定になるが、気体の場合、加熱時の体積と圧力の変化の仕方によって大きく変わる。
屋根の端の建物より外部に突き出している部分。
は
「バウビオロギー(baubiologei)」は、ドイツ生まれの造語で日本語でいうなれば「建築生物学」と訳されています。建築と生き物とが自然の流れの中でバランスを保つ為の設計手法で、「人の生活環境と地球全体を考慮した相互作用の科学」と定義されております。
Bau =構造物、建築、人物
Bio =生物、生命
Loge=言語、神の言葉、精神世界
この考えは、様々な学問にまたがった学問です。
地球上にある全てのことが複雑に絡み合って存在している事を理解したうえで、建物を計画しようというものです。ですから、暮らしの中で起こる問題を一つの視点だけから解決しようとはせず、様々な角度から問題解決をはかります。
バウビオロギーの考えは、ドイツ、スイス、オーストラリアの国境にまたがるボーデン湖周辺で生まれました。それぞれの国々で住んでいる人たちが、その地域で採れた材料で建物を造り、その建物が朽ち果てた後はその地域に戻す「地産地消」も考えが原点にあります。ですから、初めからバウビオロギーという学問として存在していたのではありません。しかもこの手法は、日本人が昔から家づくりでおこなってきたことです。
梁(はり、りょう)とは建物の水平短径方向に架けられ、床や屋根などの荷重を柱に伝える材料のこと。
梁の端部に柱があるものを大梁。柱が無いものを小梁とよぶ。
水平長径方向に掛けられた材料のことは桁(けた)と呼ぶ。
但し、最近では、長径方向の材料も梁と呼ぶことが多い。
梁は取り付ける場所によって、上記の大梁・小梁のほかに、妻梁・甲乙梁など様々な呼び名がある。
平成7年1月に兵庫県を中心に発生した大地震で、死者6,500名余りを出した。
住宅が造る影を時刻毎に平面図に書き込んだもの。周辺の建物が日影になる時間帯を把握することを目的とし、日照権の判断基準となる。
必要換気量とは室内の空気清浄度を保つために必要とされる換気すべき空気の量。
風水とは?・・・そのまんまですが、風と水のことです。
風水の語源ですが、「気は風の乗れば散じ水に会えば止(とど)まる」という言葉から、風水という言葉が生まれました。
気とは生命のもととなるエネルギーと考えてみれば、分かりやすいかもしれません。
風水の考えの元となっているのは「環境学」「生理学」です。
「鬼門」などの方位学は「歴史学」に近いものがあります。
もともとは地名で、ブーシュ=デュ=ローヌ県の都市。アルル郡サン=レミ=ド=プロヴァンス小郡の小郡庁所在地。この都市の住民はサン=レモワ(Saint-Remois)と呼ぶ。
一般にはフランス南部の地方をいう。
建築においては、プロバンス風などといってプロバンス〜コートダジュールの地中海沿岸地方に見られる建築デザイン。
プロバンスデザインに限らず、地域性のあるデザインは、その地方の風土にあった素材・デザインとなっている。
塀とは家や敷地の境界に設置する囲いのこと。
英語ではfence(フェンス)というが、反対側が見えない作りになっている塀はwall(ウォール)壁と慣用的に呼ぶようです。
日本でも、作り方によっては塀・垣根などと呼び分けたりしている。
「塀」とは本来防犯、目隠しのために設ける囲いです。
目的としては垣根も同じものです。
小話でも「隣の家に囲いが出来たんだってな」「へえ(塀)」が、「隣の家に囲いが出来たんだってな」「かっこいー(囲い)」だったり「かっこいーね(垣根)」に変化する場合があるように、感覚的に変化呼び方が変わったりする。
・・・・・おやじギャグですみません・・・・・・
粒子線のアルファ線やベータ線、光や熱も含む電磁波、重力波などが放出されること。または、放出されたそのものを呼ぶ。以前は輻射(ふくしゃ)と表記されていたが、「輻」の字が常用漢字に含まれなく、「放射」と表記されるようになった。住宅では熱や温度の環境に対して使用する事が多い。
防犯とは犯罪を未然に防ぐこと。
ですが、何で住宅の用語集に入っているの?と思われるかも知れませんが、住宅は常に犯罪の危険にさらされているからです。
個人で出来る防犯対策として何が出来るでしょうか?
昔ながらの方法としては犬を飼う・植木の手入れ・砂利を敷くなどありますが、一番多い対策方法としては、玄関を2重ロックにする・窓に補助鍵をつける・センサーライトをつける・防犯ブザーをつける・防犯フィルムを貼るなどというのが多いようです。
比較的手軽に出来る防犯対策としては、防犯カメラを取り付けたりアラームをつけるなどの方法があります。
地震の揺れに対して強くするための工事。
(耐震診断や耐震改修工事を受けられやすくするために)都道府県や市区町村が、お金を交付すること)
ま
間取り
家作りで一番の基本がやはり「間取り」
「間取り」とは一言で言うと各部屋の配置のことです。 が、この配置を間違うと非常にすみにくい家になってしまいます。
単世帯の家の間取りと2世帯の家の間取りとでは、基本的な考え方が違いますし、風水・家相に合わせた間取りや、平屋なのか2階建てなのか3階建てなのか、敷地の形状は?・・・・・・。
「間取り」という言葉がいつのころから使われていたのか分かりませんが、「間取り」の「間」はもともと家具や寸法などを意味していたようです。
まだ日本が竪穴式住居(・・・ちょっと古すぎ?)のころでも、寝るスペースや食事のスペースも分かれていました。
これも「間取り」です。
日本の庶民がまだ竪穴式住居やのころ、貴族の住まいとして寝殿造りが生まれ、寝殿造りを簡略化して武家作り、その後飾りの間である床の間などがついた書院造が完成しました。
「間取り」は人がより快適に暮らせる家を探求してきた歴史であり、今後も進化させなければならないものです。
無垢材、一言でいうとまざり気の無い一本の木から取れるつなぎ目の無い材木の事です。
これに対して、現在の住宅建材として主に使われている「集成材」があります。
「集成材」は一見すると一枚の板の様ですが、複数の板を組み合わせて接着剤で張り合わせた物です。
無垢の材木は接着剤を使用しない為、健康に優れた住宅部材です。
また、年月を経ても劣化しない「重量感」と「木のぬくもり」を限りなく伝えてくれます。
長く丁寧に手入れを行うと無垢ならではつや、愛着が生まれます。
「味がでてくる」のです また無垢材には優れた調湿作用と、断熱性があります。
自然の力がまだ生きているのです。
冬場など、同じストーブで同じ時間暖房した場合など、新建材と集成材で出来た部屋と、無垢の木で作った部屋とでは、明らかに保温性に差がでます。
無垢の木は生きていると、私は考えています。
木には呼吸して湿度を調節する機能もあります。
「無垢の木は反ったり割れたりして、メンテが大変ですから」と住まいを作る側の大工さんまでがそう言って、合板のフローリングを貼ったりしている現状もあります。
ちょっと傷があったり、反ったり、色のむらがあると、すぐ目くじらたててクレームをいう建築主さんにも一因はありますが、手放れのよい効率的な材料を使って、早く次の現場に行こうとする施工側にも無垢の木離れの原因はあるようです。
木は自然のものですから、当然湿気によって少し膨らむこともあるし、乾燥や熱によって、縮むこともあります。
色だって、赤いところもあれば白いところもあり均一ではありません。節のあるものもあります。
柔らかくて、傷がつきやすいのもあれば、比較的堅いものもあります。
そんな木の性質を当り前のこととして容認する心のゆとりが必要なのではないでしょうか。
いつまでもきれいなまま、傷もつかず、反ったり割れたりしない、色もむらがなくて均質な材料ばかりに目がいくと、温かみとは無縁な住まいになるような気がしています。
住まいの手入れという多少の煩わしさを厭わないならば、無垢の木を使った温かい住まいを手にいれることができます。
呼吸する家、自然素材を使った健康な住まい、未来の地球環境にもやさしい住まいを作るのは、住まい手の考え方ひとつなのです。
屋根の一番高いところ。
建物を建てる際に、土や砂などを盛って土地を平らにし整地すること。
ら
風や室内外温度差により躯体隙間や窓の隙間などから、空気が屋外に排出したり、外気が進入すること。
わ
「和」という漢字は良く日本風のことを現すときによく使われます。
「和風」「和食」「和服」等等・・・・これらは日本風の〜という意味になります。
主に和歌の中で使う言葉ですが、同じように「和草(にこぐさ)」「和毛(にこげ)」などの場合はやわらかい〜を表します。
和という漢字はその他に、にこむ・にぎむ・なごむ・のどむ・やわらか・なぎ等、多彩な読み方があり、他の漢字と組み合わさると、「和泉(いずみ)」「和尚(おしょう)」「和声(かせい)」など、いろいろな読み方に変身します。
「大和」であったり「平和」であったり、「和」という漢字はいろいろ使われますが、落ち着き・安らぎが根底に流れているような気がします。