リビングの大空間を愉しむ。すっきり暮らす平屋住宅
建築地域 / 群馬県高崎市 K様邸
高崎市のH様邸は、真っ白な外壁に緩やかな片流れの大屋根をのせた、シンプルで飽きのこない長方形のフラットハウス。コロナ禍での外出制限がきっかけとなり、20代後半で家づくりに取り組んだH様ご夫婦。お二人が多くの時間を過ごすワンフロアのリビングはゆとりある大空間。ダイニングセットはあえて配置せず、モノに支配されない広々とした空間そのものを楽しんでいます。木目のキッチンは、オークの無垢床になじむ家具のような佇まい。アールの垂れ壁の奥にはパントリーを設けました。引き戸の先はワイドに広がるランドリールーム。欲しかったガス衣類乾燥機も導入しました。行き止まりのない動線やひとまとめにした大型収納は、家事の効率化に役立っています。憧れを実現したご主人の書斎は、紺色のアクセントウォールで落ち着きのある雰囲気に。寝室と繋がるウォークスルークロゼットは、衣類のほかに寝具やキャンプ用品なども1カ所に集約できています。玄関土間収納は遊び心のあるクロスを張って少し無骨な印象に仕上げました。アパート暮らしのときに抱えていた家事ストレスから解放され、ゆとりが生まれてすっきり暮らせるようになった素敵なお住まいです。